黒い日々

無駄のない日々を目指しています。

労働者

我が家の労働者は主人だけです。

7年間、一生懸命働いてくれています。


お金の使い方に疑問を感じることがあるけれど、真面目に働いてくれているおかげで、食べるものにも、着るものにも困ることはありません。


私が手放してきた物の多くは、自分の貯金を崩して買ったものです。

自分のお金で買ったからこそ、手放すことができました。


ブログや本を読んでいると、どんどん物を処分する人たちに出会います。


壊れてもいないのに、買い換えする人たちも多いです。


そういう人たちは、家族が買ったものを簡単に捨てているのかが気になります。

つまり自分以外の人の労働の対価であるお金を大切にしていないのではないか、ということです。


もちろん、家族と相談して手放しているのだと思うのですが、いざ、

私が主人のお金で買ったものを手放したい時には、とても罪悪感を感じるのです。


実際に、壊れたりしなければ、主人のお金で買ったものは捨てたりはしていません。


ミニマリストになりたい。

すっきり暮らしたい。


でもその前に、手放したいものが、家族の労働による恵であることにも考えをめぐらせたいなと思います。


このような考え方なので、他のミニマリストさんたちのように、我が家は物が少ないわけではありませんが、2LDKの狭い団地の部屋で、子供が走り回れるスペースは確保しています。







拾う人

私は大掛かりな手放す作業はしたことがありません。

どちらかと言うと、独身時代から物は少ない方だったと思います。


結婚する時には、主人の営業車に本棚や食器、衣服、本などを積んで引っ越しをしました。


実家にはまだ少し私物が残っていますが、帰省した時に少しずつ処分しています。

母が、まだ使えるし、綺麗だから子供に取っておけば?と言ってくる物もあります。


思えば、昔から雑貨を飾ったり、収納家具などが苦手でした。

たいして物がないし、飾り気がないので、母が私の部屋に小物を置いたり、収納家具を買ってきたり、タンスや机を買い換えたりしていました。


母は買い物が好きでした。


でも決して華美ではなく、真面目なのです。

労働で得たお金で買える範囲でご褒美を買い、貯金もしていました。


実家はいつもすっきりとして、掃除の手も行き届いた、居心地の良い場所です。


そういう環境で育ったので、主人の実家に初めて遊びに行った時には驚きました。


コンセントにはホコリのつららが長く伸びていて、掃除機がないというのです。

全ての部屋にはカーペットが敷かれていました。


全体的に家はくすんでいて、ホコリとタバコの匂いで充満していました。


育った環境が大事だと分かったのは結婚してからです。


主人は物持ちで、捨てない人で、掃除が下手な人です。

今の家に引っ越ししてきた時、大きい押入れいっぱいに洋服がありました。奥行きのあるクリアケース12個が主人の物でした。

それに加えて、アウターやスーツ、ネクタイなどが2つあるハンガーラックにぎゅうぎゅうに掛けてありました。


思い出の写真など、何百枚も写真ホルダーに入れてあります。


小物の収納ボックスには、空のブランドの箱が収納されていました。


私は何となく、ナチュラルな感じの部屋がいいなと思っていたのに、主人は、独身時代の自分の部屋をそのまま再現したのです。


2人で過ごす部屋には、ガラステーブルに主人の香水、アクセサリーやサングラスが飾られ、私の物は置くことが出来ませんでした。


もう1つある部屋は寝室にしています。その部屋の押入れ上段に布団をしまい、下段が私のスペースでした。クリアケース6段と、小さいクリアケース3段に私の服や小物を入れました。


そうそう、小さなチェストも実家から持ってきました。


本棚として持ってきた棚は食器棚になり、本は無印の組み立ての棚に並べ、入らないものはダンボールにしまい込みました。


全て7年前の話です。


私の服はクリアケース3段になりました。あとはカバンや一足あるパンプス、長靴などがクリアケースに入っています。


主人の物はまだ多く感じますが、ハンガーラックは一つになり、クリアケースは7段になりました。


時々、ふと手放すものができ、主人に伝えると、


じゃあ、キャンプで使うよ。


と言って拾います。

この夏、主人はキャンプ用品を買い込みました。

大きなテント、小さなテント、タープ、5人分の寝袋、ダッチオーブン


私はキャンプは嫌いです。

行きたくありません。

と、はっきり言いました。


もう新婚の時のような我慢はしないのです。

からだに悪いのです。


主人が物を増やした分、私は自分の数少ない物を手放します。


何事もバランスが大事なのです。

卒業

無印良品が好きでした。

今でも惹かれます。


家の中の収納ケースや、小物の収納、バッグとして使っているポーチ、帽子、洋服やインナーなどは無印のものです。


大学生の時から洋服は無印と決めていました。

時々、他のブランドの服を買うと、やっぱり無印にしておけば良かったと思いました。


でも、今年の春で無印は卒業することにしました。

いつもネットショッピングをしていますが、春に実店舗に久しぶりに出向き棚を見ていました。


私の他にも何人か女性のお客さんがいました。

その時、後ろから声がしました。


この服の他のサイズはありますか?


私に話かけてきたのです。


スタッフではないことを伝えると、

すみません、と言ってその女性は去っていきました。


その時の私は、白いシャツ、ジーンズ、黒いスリッポンという、いかにも無印という格好でした。

実際、シャツとジーンズ、バッグは無印のものでした。


間違えるのは無理もありませんが、

この時とても不快な気持ちになりました。


なぜなのか?


それは、そのスタイルが私には馴染んでいないために、広告として着ているスタッフに見えたのではないか、という考えに至ったのです。


定番のシンプルなスタイルは、着こなせていないと、世の中が造った広告になってしまう。

きっと飛躍した考えでしょう。


でも、もう無印は卒業しようと思います。


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7年前に買った、この無印のプラケースも手放します。


子供に幾度となく倒され、引き出しは乗り物になり引きずられ、あちこち欠けています。


今まで、どうもありがとう。



過去

私はこの数年、たくさんのお金を使いました。

買ったもののほとんどは、手元には残っていません。

必要のないものを夜な夜なネットショッピングで買い求め、貯金は底を尽きました。


まだ買い続けようとしたので、一枚持っていたクレジットカードを解約しました。


後悔はしていません。

 一瞬でも欲しいと思ったものが手に入ったのです。


買ったもののほとんどは本やDVDでした。

家族にこんな食事がして欲しいと思えば、手当たり次第レシピ本を買い、

子育てに迷えば、育児本を買い、

少しでも魅力的に思った映画やドラマがあればDVDを惜しげもなく買いました。


押入れは満杯になり、未開封のダンボールが増えていきました。


しばらくすると、その存在感に耐えられず、どんどん手放していきました。

この繰り返しを数年続けています。


私にはお金がありません。

だからもう以前の様に、買い物はできないのです。


クレジットカードがなくなったことで、物欲もなくなりました。


選択の自由がなくなり、すっきりとした気持ちです。


買ったものたちは、私の理想でした。

大好きでしたが、私には理想が高すぎました。身の丈を思い知らされました。


もう私は理想のためにお金は使いません。

だって、毎日の生活は平凡で、こだわりなどないのですから。


住処

私は家族と古い団地に住んでいます。


2LDKで5人で暮らしています。

狭くて、カビだらけ。


いくらものがなくても、心地よいとは思えません。


カビにきくと言われる薬剤を使いゴシゴシと磨きましたが、

薬剤でひどい頭痛に襲われてから、

カビと対峙するのは辞めました。


そして何より、

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壁の一部です。

家のあらゆる所にこどもの絵が描かれています。


シンプルな暮らしは諦めました。

身の丈の暮らしを信じ、日々暮らしています。

上へ上へ

子供は遊び上手です。

おもちゃなどなくても、家のあらゆるものがおもちゃになります。


台所はおもちゃの材料で溢れています。


何年か前まで、先日手放した無印のプラケースが食材ストック入れでした。

冷蔵庫と台所の隙間にぴったりで使いやすかったのです。


子供が歩き始めると、プラケースはおもちゃになりました。

当時キャスターが付いていたので、動かしたり倒したり、中身をぶちまけたりしました。


台所の下には米びつや、調味料が置いてありました。

10キロのお米をばら撒かれた時は、怒り泣きました。


もう触ってほしくないものは、上へ上へと置きました。

でも限度があります。


子供の成長と共に、少しずつ物を手放していきました。


私にはこだわりがありませんので、どこのブランドのお鍋、食器などよくわかりません。


食器は結婚する時に、母が持たせてくれたものです。

二つあるお鍋は、お店の催事場で1500円ほどで売っていたものです。

主人が選びました。


子供はまだ幼く何でもぶちまけていますが、先日、食材ストックを台所の吊り棚から引き出しに移してみました。


今の所、誰も興味を持たず、食材たちは引き出しの中でひっそりと出番を待っています。


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ミニマリスト

3年ほど前にミニマリストに出会いました。

素敵に思えてミニマリストになり、物は減りました。

ただし、自分の物だけ。


本やブログを読み、物が少ない、楽しい生活を夢見ました。


でも何もかわらない。

物が減っただけでは、暮らしは楽しくならないのでした。


家族と笑い合い、楽しく暮らすために、客観的に自分を見つめ直すために日々を綴ります。