黒い日々

無駄のない日々を目指しています。

出会い

今日は、昨日まで迷っていたdvdと本の買取をしてもらいに、古本屋さんまで行ってきました。


好きな映画だけれど、またいつかの出会いを信じ手放しました。


『みつばちのささやき』

『エル・スール』

バベットの晩餐会

『山のトムさん』


これらのdvdと数冊の本を手放し、ふと思い出したことがあります。


学生のころ、隣の駅前の古本屋さんに通っていたことがありました。

小説のシリーズものを買うついでに、棚を一つずつみるのが習慣でした。


何も考えずにみていると、背表紙のタイトルと著者の文字をみた瞬間にワクワクするような、閃きのような、ピンとくるものを感じました。


そういう風に出会う作家さんや作品は、本当にのめり込むように読みました。

楽しいの一言に尽きます。


周りに読書が趣味の友達もいませんでしたし、ネットでの情報収集もそれほどしていない時代でした。


出会った作家さんは、江國香織さん、よしもとばななさん、銀色夏生さんなど有名な方々です。

漫画もよく読みました。

手元にはもうありませんが、吉野朔実さんが今でも1番好きな漫画家です。


そういう出会いがあり、海外小説やミステリーを読むようになったり、文芸雑誌などで情報収集したりと充実していました。


そのような時代があったことを、ふと思い出した時、今の私は読書を楽しんでいるのだろうかと考えました。 


本との出会いが楽しい、というより、今は家族がどのような暮らしをしたら良いのだろう、ということを考えて本を選んでいることに気が付きました。


でも、そういう読書も手放そうと思います。

暮らし、料理、健康。

どれも大事なことですし、これからも考えざるを得ないことです。


ただ、他の人の視点で暮らしを考えることが普通になってきているように思うのです。 


この人がこうしている。

あの人がこれを買った、捨てた。


ミニマリストの考え方は好きですし、物を減らしてすっきりと暮らしたいですが、もっと自分や家族の視点で、楽しいと思える家を作っていきたいです。


本を選ぶことが楽しい、読書が楽しいとワクワクした気持ちを、暮らしの中でも実感できるように。